サイクリング
サイクリング用のキャップで、風で飛ばされないように、前面の短いブリムが、かなり上向きになっています。
ザイラー
天井部分に芯が入って平たくなっている、円筒形の毛糸帽子です。スキー映画『黒い稲妻』でトニー・ザイラーがかぶったことでこの名前になったようです。
サファリ/サハリ
クラウンの頂上は平たく、広めのブリムは少し下がっている帽子です。元々は、熱帯地方の国々で日除けのためにかぶる帽子です。ソーラというインド産の植物の茎(ピス)で作られていたため、ソーラ・トピー、ピス・ハット、ピス・ヘルメットなどと呼ばれます。
サンバイザー/バイザー
クラウンがなく、前面のブリムのみの帽子です。頭を挟むようにかぶるものと、ベルトのようにぐるっとまいてかぶるものがあります。元々は、テニスなどで直射日光から目を保護するために用いられ、緑色のセルロイドで作られていました。現在は、目だけでなく、顔全体の日除けとして、様々な素材のものが作られています。
シャロット
ブリムはなく、浅めクラウンに折り返しのある防寒用の帽子です。折り返しの部分は毛糸、クラウンの部分はフェルトやフリースなどで作られています。
正ちゃん帽
天井の部分にボンボンが付いている裾に折り返しの付いた毛糸帽子です。大正時代のマンガ『正ちゃんの冒険』の主人公にちなんだ呼び名だそうです。可愛らしい雰囲気になるので、女性やお子様に人気です。
シルクハット/トップハット/ハイハット/ビーバー
クラウンは天井が平らな円筒状、ブリムは短めで側面が反り上がっている絹製の帽子です。紳士の正式礼装の帽子として、モーニングコートや燕尾服着用時にかぶる最上級の礼装用ハットです。婦人用では、乗馬用にかぶることもあるようです。手品の道具として、うさぎや鳩が出てくるのも有名です。
水泳帽/スイミングキャップ
水泳用のブリムの無い帽子です。
ずきん
頭部から肩にかけてを覆う和装用のかぶりものです。防災ずきんはみなさんお使いになったことがあるのではないでしょうか?
ストローハット/麦わら帽子
ストローとは麦わらのことで、麦の茎をそのまま使用したもの、漂白したもの、染色したものなどがあります。様々な形の帽子があります。
制帽/官帽
特定の職種や地位(軍隊、警察など)の人がかぶる帽子です。形は学生帽に近いです。
セーラー
クラウンが半球形で、ブリムは根元から全体が鋭角に反り上がった帽子です。元々は、アメリカ海軍の下士官がかぶる帽子ですが、現在は、クラウンの天井が平たいものや、ブリムが長めになっていて、端の部分が少し反り上がったものなど、様々な種類があります。