帽子の各部位の名称

クラウン帽子の山の部分です。ここに頭が入ります。このクラウンは、帽子の印象に大きく影響しています。また、顔の形との相性があります。クラウンが丸型の場合、ほぼ三角形の布などが合わさって、クラウンを形作っています。この三角形の布をれんげ(蓮華)と呼んだりもします。

トップクラウン・天井クラウンの上部の天井にあたる部分です。丸くなっていたり、平らになっていたり、へこましてあったりと様々な形があります。

サイドクラウン・腰クラウンの側面周囲の部分です。

巻きクラウンの下端に巻かれた帯布です。リボン、テープ、ベルトとも呼ばれます。

巻きに対して直角に巻かれた布で、側面あたりに付いています。羽飾りや花飾りが付いていたり、ブランドのロゴが刺繍されていることもあります。

すべり・サイズリボンサイドクラウン(腰)の裏側、ちょうど巻きのあるあたりの裏側にあり、帽子をかぶった時に頭に直接あたる部分です。汗をかいた時、一番汚れやすい部分です。

ブリム・つばクラウンのすそから周囲に突き出た部分で、日除けになる部分です。このブリムの広さ(大きさ)も、クラウンと同じく、帽子の印象に大きく影響しています。広いほど帽子としての印象が強くなります。

エッジブリムの端のことです。様々な形があり、中にワイヤーが入っていて、自由に形をつける事ができるものもあります。

バイザー・ひさし・つばキャップ型に付いているクラウンのすそから前方に突き出た部分、日除けになる部分です。

あごひもマリンや制帽などについている、横からあごに掛けるように付けられた帯状又はひも状のものです。