ソフト帽やアルペンハット、パナマ帽など中折れ型の帽子をかぶる際に最も大切なのは、持つ場所です。多くの方が、クラウンのつまみの部分を掴んでしまいますが、これはあまり良くないことです。この部分は、型崩れしたり、汚れるたりすると最も目立つ場所ですし、パナマ帽などではつまみの部分が破損してしまう場合もありますので、極力触らないようにすることをお勧めします。
ということで、ブリムを両手で持ってかぶるのが正しいかぶり方の第一歩となります。しかしながら、やはりつまみの部分を持ってかぶるのは格好良く見えるので、どうしてもという場合は、つまみの中央の凹みの部分に指を2・3本挟むようにして持ってかぶることで、少しは型崩れを防ぐことができます。
- ブリムの前あたりと横あたりを持ちます。(または、つまみの中央の凹みの部分に指を2・3本挟むようにして持ちます。)
- 前側のすべりに額を当てるようにして、前からかぶっていきます。
- 額に当てた前側のすべりを軸にするようにして、後部を下げて頭を入れて行きます。
- 頭の上の部分が、クラウン内の天井に着くか着かないかくらいのところまで、しっかりとかぶります。深くかぶり過ぎると、クラウンの中折れの部分が変形してしまうので、注意が必要です。
- ブリムの前半分くらいを下げ、後ろ半分を上げるように形を整えます。
- お好みで、左右のどちらかに少しだけ斜めにしてかぶります。ちなみに脱ぐ際も、かぶった時と同じように前側から脱ぎます。