UVケア、日除け、紫外線対策、なんでもよいですが、とにかく太陽からの光への対策についてです。ここでは日光とします。
日光は直射日光が40%で残りの60%は散乱光と反射光です。
つまり、帽子や日傘で防ぐ事ができるのは直射日光の40%の部分という事になります。どんなに頑張っても全体の40%です。そうです。帽子だけでできる日光への対策は、割と大した事ないのです。
しかし!!
熱中症対策として最も効率的なのは帽子といえるでしょう。熱中症対策として、最も守るべきは脳です。その脳を直射日光の熱ダメージから守るのに最適なのは帽子です。
炎天下では、頭頂部の温度が5〜10分で50℃以上になるそうです。お風呂だったら熱くて入れない温度です。そのすぐ近くにある脳は短時間でものぼせてしまうのではないでしょうか?帽子をかぶって直射日光を防ぐだけで、40℃以下に抑えられるそうです。
涼しさを求めたり、日焼けを防ぎたいのであれば、範囲も広く蒸れにくい日傘が最も適しているでしょう。人混みで使いにくいとか片手が塞がるという弱点はありますが。ただし、こちらも帽子と同じくどうがんばっても、直射日光の40%分までです。
全身くまなく紫外線対策したいなら、そういった対策された服などで全身を隙間なくかためる事が必要でしょう。または、数時間おきに対策されたクリームなどを塗るか。こちらはがんばれば散乱光や反射光も含めて100%近くまでいけるでしょう。